『時をかける少女』に登場する謎の絵「白梅二椿菊図」。
その絵が物語に大きく影響していることは間違いなく、魔女おばさんが修復をしているという謎の絵です。
そこで今回は、「時をかける少女の絵の意味は?千昭が絵を見たかった理由はなぜ?」と題して、調べた内容をお届けさせて頂きます!
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時をかける少女の絵の意味は?
物語に出てくる絵は魔女おばさんこと芳山和子が働いている東京国立博物館に飾られていて、その絵の名前は「白梅二椿菊図」と呼ばれています。

読み方は「はくばいにつばききくず」と読みます!

「二」はカタカナなんだね♪
作中では絵について深く説明されている箇所はありませんでした。
そのため、唯一絵のことについて触れている魔女おばさんの言葉がヒントになるかもしれません。
- 東京国立博物館に飾られている
- 魔女おばさんが修復している
- 作者不明
- 美術的な価値があるかわからない
- 描かれたのは何百年も前の歴史的な大戦争と飢饉の時代
魔女おばさんは「絵を見ているとゆるやかな気持ちになる」と話しています。
でも、ちょっと日本画って怖い感じもしますよね・・
真琴が千昭に「あの絵と未来は関係あるの?」と質問しても千昭はそのことについて一切答えることはありませんでした。
細田監督のトークイベントで「あの天女の絵は元ネタがあるんですか?」という質問に対して、元になった絵は特になく、物語の中の絵を見ることだけを決めていたそうです。
もちろん保存状態によりますが、絵はいつの時代でもその時代を映し出すものの1つとして語られることが多くあり、時をかける少女のテーマでもある時空を超えた物語のような内容にとって絵は欠かせないアイテムになりますよね。
千昭が絵を見たかった理由はなぜ?
千昭が未来からやってきた理由は、絵を見に来たからです。
どうしても見たい絵があったから
どれだけ遠くにあっても
どんな場所にあっても
どんなに危険でも
見たかった絵なんだ
俺の時代ではその絵は既に消失してしまった
見るだけでよかった
一生忘れないつもりだった
時をかける少女:千昭セリフ
千昭は絵についてこのように語っていたことからも、とても大事な絵ということがわかります。
しかし、千昭がこの絵をみることで未来の何が変わるといったことは明らかにされていません。
そのため、千昭が絵を見たかった理由は何かを変えるためではなく、「確認」をするためだったのではないかと思います。
千昭がいる未来では、川は流れてなく、自転車という存在もなく、空も狭いという世界。
語り継がれている過去を自分の目で確認したら直ぐに戻る予定でしたが、千昭は真琴たちと過ごす時間が楽しくなってしまい、夏までいることになりました。
三人で野球やキャッチボールをしているシーンや、一緒にいつも帰っているシーンを見ているととっても楽しそうですよね?
千昭が想像していた以上に真琴がいる私たちの時代はとってもいい時代だったのかもしれませんね!
【まとめ】時をかける少女の絵の意味は?千昭が絵を見たかった理由はなぜ?(白梅二椿菊図)
今回は、時をかける少女の絵の意味は?千昭が絵を見たかった理由はなぜ?(白梅二椿菊図)といった内容を紹介させて頂きました!
絵の意味は明らかにされていませんが、絵が時代を超えて未来へと語り継がれていることがわかりました。
また、千昭が絵を見たかった理由は過去の時代を自分の目で確かめたかったといえると思います。
物語に登場する絵は実在するものではありませんが、美術館に飾ってある絵にはそれぞれの様々ないみがあると思うと、また違った楽しみ方ができるかもしれませんね!
細田守監督の作品は『時をかける少女』の他にも、
- サマーウォーズ(2009)
- おおかみこどもの雨と雪(2012)
- バケモノの子(2015)
- 未来のミライ(2018)
- 竜とそばかすの姫(2021)
など、日本を代表するアニメ映画の名作を沢山手掛けています!
細田守作品はどれも感慨深く、心に残る作品ばかりで何度観ても感動してしまいますよね・・
また改めて観ると違った発見や楽しみができるのもアニメ映画の醍醐味ですよね♪
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